デジタル・ネイティブが消費行動を変える
内容紹介
電通のトレンド分析の第一人者が、2015年の消費とビジネスの姿を大胆に予測
ケータイ・ネイティブ、ビューティ複合市場、CO2本位制、〈誰でも社長〉社会……
「量から質へ」「個から絆へ」が、近未来のキーワード
チャンスは「成長を前提にしないグリーンな消費」にあり!
●結婚:トランスジェンダー化と「隠れおひとりさまニーズ」の増大
●食シーン:さまざまな「共食縁」が人のネットワークを再活性化させる
●健康:「細胞の声」を聞くナチュラルなシステムが病気を防ぐ
●ゲーム:高収入のプロゲーマー出現とゲームの巨大広告メディア化
●育児:育休を取る父親=ポジティブ・ダディが社会の価値観を変える
●観光:訪日する中国人観光客の底知れぬ消費ポテンシャル
●エコロジー:「環境か経済か」から「環境も経済も」の時代へ
●食料:安定確保と地産地消に向けて自給率を5%アップ!
●携帯電話:ガラパゴスの眠りから覚め、「1人3回線3端末」が実現
……など、17のジャンルで、「ソーシャル消費」のコンセプトに沿った新たな消費のあり方を描く。同時に、「ネコンシューマー」「カリ婚」「イノベーティブ・クラス」「マイクロ物流」など、60のユニークな〈近未来消費シーン〉も一気に提言する。
100年に一度の危機を乗り越え、社会のサステナビリティを考えつつ利益を上げ続けるには何をすべきか。若者は、ミドル層は、そしてシニアは何を考え、何を求めているのか。今後のビジネスのヒントとシーズがぎっしり詰まった決定版!
内容(「BOOK」データベースより)
環境に配慮しながら、古着でおしゃれをする。地産地消でおいしく食べ、地元の農業を支える。ネットでフェアトレードの商品を購入する。地域活動に積極的に参加して、健康を維持する…。このように、「質」と「絆」を重視した新たな消費スタイルが、これからの時代に求められる「ソーシャル消費」だ。その考え方に沿って、近未来、具体的には2015年を目安に、日本の消費がどのように行われるようになるのか、さまざまな切り口や分野ごとに大胆に予測したものが本書である。